ヘマチンと言う成分が白髪に効果があるらしい
この歳になると、白髪やら老眼やら、頭のてっぺんからつま先まで至る部分が着実に老化しているのを実感する。
少しもそのスピードを緩めることなく、むしろ坂道を転がり落ちるように加速して老化のスピードは上がっているように思う。。
しかし高齢化社会になり、長く健康で美しくいられることが求められる時代になって来たため、健康や美容の面での研究も日々進歩し、アンチエイジングに有効な成分が色々と開発されているようだ。
先日、私が以前ネットショッピングした手作り化粧品の素材を販売しているサイトから、「ヘマチン」と言う成分が新登場したとのお知らせが届いた。
初めて耳にする名であったが、「ヘマチン」とは白髪に効果がある成分らしい。
今まで白髪対策としては、ヘアカラーをして白髪を黒く染めるくらいしか手段がなかったと思うが、「ヘマチン」はスカルプケア用の原料で、「毛細色素を決定するメラニンを作り出すチロシナーゼを活発にし、白髪を根本から改善する」らしい。
ヘマチンは黒っぽい色をしているので、白髪を染めて黒髪にするのだろうかと思ったら、カラーリング剤ではなく、毛根から黒髪を生やすのだと言う。
ヘアカラーは手っ取り早く黒髪にするが、頻度が多くなると髪は痛むし、白髪が多くなると1か月ももたなくなってしまう。
このヘマチンの白髪に対する効果が本当であれば、なんて画期的なことだろうか。
ただ気になるのは、普通シミを防ぐために使うコスメには「チロシナーゼを抑制してメラニン色素の生成を妨げる」ような成分が入っているが、ヘマチンはそれとは逆の働きをするのだから、頭部につけたものが、間違えて顔に付いてしまったら、シミが増えるんじゃないか・・と言う恐れだ。
特に生え際は頭部と顔が続きになっているから、付けられないのではないかと思う。
ヘマチン自体には紫外線をカットする働きもあるらしいが、どうなんだろう。
今すごく気になっている成分だが、顔のシミが増える恐れはないかと二の足を踏んでいる。